信頼性保証部 品質管理課 2013年入社

品質管理部門 QC(Quality Control)

02
2013年入社 出身地:広島県竹原市 所属部署:信頼性保証部 品質管理課

品質の確かな医薬品を市場に出すためのとても重要な試験業務。
日々の業務から多くのことを学び、年々成長している実感があります。

会社に入社したきっかけは?
大学を卒業するときに地元の広島に戻ろうかとも考えましたが、高校から大学院まで9年間を山形で過ごすうちにこの土地と温かい人々の魅力にふれ、山形で就職活動を行いました。大学では工学部でバイオ科学を専攻していたのですが、大学で学んだことを活かすことができ、かつ社会や人々の役に立つ仕事は何かということを考えた結果、医薬品製造という業種に興味をもちました。山形県には製薬会社が数社ありますが、協同薬品はかぜ薬や胃腸薬など私たちの身近にある薬を製造しており、馴染みがあり、かつ大学の先輩方も多く活躍しているということもあり入社を志望しました。
仕事のやりがいを教えてください。
私の現在の仕事は、医薬品の原料から製造途中の中間製品、そして最終製品にいたるまで、各段階でさまざまな試験を行います。それらの結果をもとに製品が市場に出荷できるかどうか品質保証責任者が判定を行うのですが、自分の行った試験結果が最終判定につながると思うと、責任重大です。細心の注意を払いながら手順書に従って迅速かつ正確に試験を行い、数値とデータを照合するので、1日の仕事を終えたときにはグッタリというときもありますが、品質の確かな医薬品を市場に出すためにはとても重要な仕事であり、それだけにやりがいを感じます。
仕事で苦労した場面をどう乗り越えましたか?
学生時代も分析機器を使って試験等を行っていましたが、扱う機器や器具の種類が異なりますし、結果の扱い方や結果に対する責任感がやはり違います。試験の種類も多く、試験によっては習熟度と経験が求められるものがあり、想定した結果が出ないときなど、上手くできない自分に悔しい思いをしたことも幾度かあります。先輩方からアドバイスやサポートを受けながら経験を積むことで、上手くできなかったことを一つ一つ克服できたことは、現在の自分の成長につながっています。現在は品質試験責任者の一人として後輩に指導も行っています。
仕事を通して嬉しかったことは?
品質管理をする前は研究開発部門で新製品の開発業務などを行っていました。自分が開発した医薬品が発売されたときは嬉しかったですね。「人々の健康に役立ちますように!」と願って市場に送り出したことを覚えています。その思いは今も同じで、試験が無事終了し、試験結果をまとめた成績書の担当欄に自分の名前が入ってその製品が市場に出荷されるときは安心と喜びを感じます。
休日の過ごし方は?
仕事のときは神経を集中させているので、休日はひたすらのんびりして過ごします!
就活中の方にひとこと
何事も吸収しようとする意欲のある人や探究心のある人は、知識や技術をどんどん蓄積して仕事に活かせることができるので、周りからも必要とされるようになると思います。また、品質管理は目立つ仕事ではありませんが、縁の下の力持ち的な存在で、黙々と仕事に取り組みたい人には向いていると思います。私のように人見知りの性格の人でも大丈夫です(笑)